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「氷の城壁」第70話「攻・守」のネタバレ感想考察

「氷の城壁」第70話「攻・守」のネタバレ感想考察

今回は、「氷の城壁」第70話「攻・守」を読んだ感想考察(ネタバレ有)記事です。

前話については、こちらの「氷の城壁」第69話「確信」のネタバレ感想考察をどうぞご覧ください。

目次

「氷の城壁」第70話「攻・守」のあらすじネタバレ

衝撃の告白から続いての第70話・・・

今回のお話のメインとなるのは小雪に問い詰めてきた桃香サイドからスタートしていきます。

彼女は可愛いのに毒舌と言われてしまうほど、言いたいことをはっきり言う性格みたいです。

当人も自分が可愛いと自認しているほど、可愛い事を武器にして、今まで学校生活を過ごしていたみたいです。

したたかな女と思われても、それのどこが悪いのかと、開き直ってしまう桃香は、可愛い事を武器にして真正面から相手と戦う事を望める人間でした。

そんな彼女に取って小雪のように受身な人間は、まるでおとぎ話に出てくる、王子様を待つだけの弱い女の子だと、桃香にとって嫌いなタイプだったのです。

自分は誰よりも可愛い。

でもバカな部分もあるんだよと、弱みも見せて、相手と共感を得て、人間関係を構築する桃香にとって、他人を拒絶してしまう小雪の存在。

今後の二人に衝突が起きるかもしれませんね。

以上、第70話「攻・守」のあらすじネタバレでした。

次の話は、こちらの「氷の城壁」全話ネタバレ感想考察をどうぞご覧ください。

まとめ記事

>>「氷の城壁」全話ネタバレ感想考察

「氷の城壁」第70話「攻・守」のネタバレ感想考察

第70話は、桃香というキャラクターの「強さ」と「危うさ」が同時に爆発した、非常にエネルギーの強い回でしたね。小雪の視点から見れば脅威でしかない桃香ですが、彼女自身の視点に立つと、そこには自分を磨き上げ、武器にして戦ってきた、ある種泥臭いまでの生存戦略が見えてきます。

「可愛い」を天賦の才能としてだけでなく、徹底的に管理された戦略として使いこなす桃香。そんな彼女にとって、自分の殻に閉じこもることで結果的に周囲に気を遣わせ、守られてしまう小雪の存在が、どれほど苛立ちを誘うものか。今回のエピソードで描かれたのは、単なる恋敵の対立ではなく、全く異なる価値観を持つ二人の「生き方」の衝突でした。自分を曝け出して獲りに行く桃香と、自分を隠して守ろうとする小雪。この二人のコントラストが、物語にヒリヒリとした緊張感を与えていました。

可愛いという「牙」

桃香は、自分が可愛いことを誰よりも理解し、それを最大限に活用して世界を渡り歩いてきた少女です。

彼女にとって「可愛さ」は愛でられるための装飾ではなく、相手を屈服させたり、場を支配したりするための鋭い「牙」に他なりません。

したたかと言われようが、計算高いと思われようが、彼女は自分の欲望に対してあまりに誠実です。

その潔いまでの野心は、どこか清々しさすら感じさせますが、同時にその牙が小雪という不器用な存在に向けられたとき、どれほどの破壊力を持ってしまうのか。

彼女の「武器」が物語を大きく掻き回していく予感に、背筋が寒くなるような高揚感を覚えました。

「お姫様」への嫌悪

桃香にとって、小雪のように受動的で、自分から動かずに周囲に気を遣わせるタイプは、最も理解しがたく、最も嫌いな存在なのでしょう。

彼女の目には、小雪が「王子様を待つだけのおとぎ話のヒロイン」のように、甘えた存在として映っています。

自分はバカなふりをしてまで隙を作り、泥にまみれて人間関係を構築しているのに、小雪は拒絶という壁を作ることで逆に特別視されている。

その不条理に対する桃香の怒りは、彼女がこれまで払ってきた努力の裏返しでもあり、小雪という存在が桃香のコンプレックスを激しく逆撫でしている様子が痛烈に描かれていました。

正面衝突の幕開け

弱みを見せて共感を得るという高度なコミュニケーション能力を持つ桃香と、他人を拒絶することで自分を守る小雪。

この水と油のような二人が、湊という一人の男子を巡って真正面から衝突する舞台が整ってしまいました。

桃香は決して影でコソコソするタイプではなく、自分の可愛さを盾にして「真正面から奪いに行く」という強者の戦い方を選びます。

その圧倒的な熱量に、今にも押し潰されそうな小雪。

二人の価値観がぶつかり合うこの先の展開は、単なる恋愛トラブルを超えて、彼女たちが自分自身の在り方を問い直すような、激しい感情のぶつかり合いになることを確信させる回でした。

以上、第70話「攻・守」の感想考察でした。

次の話は、こちらの「氷の城壁」全話ネタバレ感想考察をどうぞご覧ください。

まとめ記事

>>「氷の城壁」全話ネタバレ感想考察

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